結婚式２次会でのマナーや服装について

結婚式の二次会のみに出席する時の服装ですが、結婚式の招待状に「平服でおいでください｣と書いてあっても、結婚式の二次会の場合の平服と言うのは、その辺に行くときの普段着やカジュアルなジーンズと言うわけではなく、正式なフォーマルでない程度の服装という意味です。
ですから結婚式の二次会では普段着ＯＫということであっても、男性はスーツ、女性もスーツかワンピースなどが無難です。
披露宴の出席者がそのまま２次会へも出席されることもあるので、あまりカジュアルな服装だと場違いな思いをしてしまいます。
３次会や４次会まで行こう！と張り切っている人は、お洒落をする、と言っても街中を歩いていてもまわりとさほど違和感のない服装がいいかもしれません。

二次会の席での新婦は、花嫁の色を意識して白のウエディングドレスの控えめなデザインのものや、白のワンピースやスーツを選ぶ人も多いようです。
どんなに白が好きでも、結婚式には白い服装で参加してはいけません。
二次会でも花嫁よりも目立つ服装は避けた方がよいでしょう。

結婚式の二次会の幹事を頼まれた人は大変ですよね。
結婚式二次会の会場は披露宴会場から近いところがいいのですが、適当に選んではいけません。
会社のつきあいなどでは参加者も少なくなりがちですが、参加に消極的だった人も行ってみたいというお店を選んでみましょう。

二次会の会場が決まれば、その店のスタッフと当日の打ち合わせを綿密に行いましょう。
２次会は、披露宴に参加しなかった人たちがメインなので、結婚式や披露宴の写真やビデオなどを上映して演出すると盛り上がれます。　
なお、司会やミュージックの担当などは、事前に適切な人に頼んでおきましょう。

結婚式の余興例やマナーについて

結婚式の余興を頼まれたときには、あまり張り切り過ぎないようにしましょうね。
時間の限られた披露宴やにじかいでは、あまりに時間がかかりすぎるようなものや、懲りすぎる演出はやめましょう。
結婚式での余興の内容は、披露宴の進行をする司会者にも報告しておいたほうがいいでしょう。
司会者も一緒に盛り上げてくれるかもしれません。

時間は結婚式スピーチと同じくらいの３分間くらいが目安です。
余興といえども事前準備は怠らないようにしましょう。
結婚式スピーチと同様にあらかじめ練習はしておくべきです。
余興のプロではないので、完璧に！なんて思う必要はありませんが、やはり気持ちがこもっていて、新郎新婦が喜ぶものにしましょう。

結婚式の余興にふさわしい内容としては、歌、楽器演奏、ゲーム、手品などが一般的です。
結婚式の余興でうけを狙ったものとしては、ギャグを入れた表彰状を新郎新婦に贈呈するもの、新郎新婦を芸能人に見立てて記者会見をするもの、二人の出会いシーンをコメディで再現してみるものなどがあります。

結婚式の余興の内容は基本的には自由ですが、ある程度の節度は守りましょう。
新郎新婦がいやがるゲームなどは避けた方がいいでしょう。
あまりに卑猥な話やコントは場をしらけさせますし、結婚式では新郎新婦のご親族も同席されていますから、ヒンシュクをかうような余興は避けましょう。

結婚式の余興を大人数でする場合、気をつけなければいけないのは、自分達だけで盛り上がらないことです。
騒ぎすぎて浮いてしまい、披露宴に参加している人たちが不快になるような事になってはいけません。
結婚式の余興としてはビンゴゲームはありきたりですが、出席者全員が参加できるゲームとしてまだまだ使えます。
景品に工夫を凝らすと意外に盛り上がるものです。 
準備にけっこう手間と経費がかかるのが難点ではあります。 

クイズなどの余興もいいですね。
新郎新婦にまつわるエピソードを問題にすれば出席者が全員参加できますし盛り上がるでしょう。
テーブル対抗にして面白いかもしれません。
たかが余興ですが、新郎新婦にとって結婚披露宴は人生最大のイベントです。
感動や思い出を残してあげましょう。

結婚式ゲストの服装の注意点

結婚式の披露宴会場というのは花嫁さんだけでなく、招待客もファッションセンスをアピールする絶好の機会なので、思いきりおしゃれをしたいところです。

ただし、いくつか守るべき事項がありますので注意しましょう。　
最近の服装コードはかなり幅が広くなってますが、やはり新婦のウェディングドレスの色である白やオフホワイトは避けたほうがいいでしょう。
ゲストであっても、あくまでも主役は新郎新婦です。　
お洒落自慢だとしても花嫁より華やかになるのはいけません。
かといって、結婚式の服装で全て黒というのも、喪服のようでお祝いの席では好ましくありません。
どうしても結婚式に黒い服で出席したいときには、ワンポイントでも目立つ色があればいいでしょう。
綺麗な色のコサージュやアクセサリー、ストール、バッグなどをつけるといいですよ。

結婚式に出席のゲストの服装は、あまりに派手なドレスは避けて、上品で肌の露出が少ないものにしましょう。
結婚式は神聖な場なので、チャペルや神前であまりに胸や背中が開いたドレスだと、親族や新郎新婦の家族が不快に感じるかもしれません。
ほどほどに露出度が高いものはＯＫですが、その場合もストールやショールなどの上から羽織るものは必ず持参しましょう。
年配ゲストが多い披露宴では上から羽織っておいて、２次会では肌を出すというのもステキですね。

会場の雰囲気に合うのであれば、女性のパンツは問題ないでしょう。
ただし、シルクやシフォンなどのドレッシーなものにしましょう。
ビジネス用やデニムのパンツはカジュアル過ぎるので披露宴会場ではＮＧです（２次会であっても、できるだけドレッシーなものがよいです）。 

足元ですが、ミュールなどはきれいでも、カジュアルすぎで歩き方が難しくヒールの音も気になります。　
サンダルでもストラップのあるものが良いでしょう。　
秋冬のファッションに欠かせないブーツですが、どんなにドレッシーで華やかなものであってもタブーです。

結婚式ゲストとしてのマナー

結婚式のゲストとして失礼になってはならない最初のお約束が遅刻です。　
そのためにも前日のうちに、ご祝儀や服、靴などを用意して整えておきましょう。
結婚式での携帯電話の着信音は式のムードを壊してしまいます。
式場または会場に入いる前にクロークに預けましょう。
そうでない場合には、結婚式や披露宴の間は必ず電源を切るかマナーモードにしておきましょう。

結婚式の受付のとき、ご祝儀を差し出すだけではなく、「本日はおめでとうございます」などと軽くお祝いの言葉を述べましょう。　
結婚式で受付をしている人は新郎新婦の身内である場合が多いのですから。
結婚式にご夫婦ご出席の場合、受付けで芳名帳に記帳する際には、代筆はいけません。
ご主人が姓名を書いたら、奥様ｊは名前だけ自分で署名しましょう。

結婚式の披露宴会場にはいると、テーブル席までは式場の係りの人が案内してくれます。
すでに着席されている方がおられる場合は、着席する際に軽く会釈してすわります。
女性の場合は席の左側から座るのがマナーとされています。
バッグなどは背もたれ部分に置くか、ひざの上が良いでしょう。
基本的なマナーとして、会場に持ち込むのは小さめのバッグをひとつ、とされてます。

披露宴の同じテーブルに初対面の人がいたら、自己紹介程度でいいので、簡単にご挨拶をしましょう。
名前と新郎新婦との関係を簡単に述べるだけでもよいでしょう。
大きな声でおしゃべりをするのは絶対にやめましょう。
披露宴を無視したおしゃべりは披露宴を台無しにするだけでなく、結婚式全体の雰囲気に水を差してしまいます。
披露宴でトイレに行くタイミングは、新郎新婦のお色直しのときがベストです。
席をはずす場合は、食事途中であれば、ナイフとフォークは「ハ」の字に。
終わっている場合には「ニ」の字にそろえておきましょう。

結婚式の２次会の余興

結婚式の二次会の出席者の中には結婚式･披露宴から参加しているゲストもいて、かなりアルコールが回っている人もいます。
結婚式の２次会でのゲームは、できるだけ簡単なものにしましょう。
結婚式の二次会でのお薦めはビンゴゲームです。
ビンゴは、ほとんどの人がルールを知っているのですぐ始められて便利です。

最近はビンゴゲームの機能などを内蔵した抽選器もありますので、プロジェクターを使っての大画面でのビンゴゲームは二次会も大盛り上がりになるでしょう。
レンタルショップには、このような結婚式やパーティー用ゲームの機材がいろいろ揃ってますので、結婚式の二次会の幹事さんや新郎新婦が自分で探して選ぶのも楽しいでしょう。

結婚式の二次会ではゲームが楽しいからといって、主役である新郎新婦のことを忘れると本末転倒です。
これは意外結婚式の２次会で陥りがちです。
全員がゲームなどに夢中になって新郎新婦が浮いてしまうことにならないよう、幹事はもちろんの事、参加者も時々は新郎新婦に気を配って、ゲームが長すぎなくなるように気をつけましょう。

なお、結婚式２次会以降の定番といえばカラオケやバンド演奏ですが、ヘタをすると自己満足で終ってしまいます。３次会以降であれば話は別ですが、２次会ではやめておいた方がよさそうです。